肉の代わりに大豆を使用した「大豆ミート」。
肉不使用でヘルシーなのに、まるで肉のような食感が味わえることから注目されており、最近耳にする機会も増えましたよね。
私も「大豆ミートってどんな感じなの?」「本当においしいの?」と気になっていたんですが、なかなか挑戦する機会がなく…。
先日たまたまスーパーでレトルトの大豆ミートのハンバーグを見かけて「これなら食べやすそう」と試してみたら予想以上においしかったので、他の商品も食べ比べてみました。
ということで、今回は大豆ミートのレトルト4品を食べてみた感想をレポートします!
大豆ミートとは?
大豆ミートとは、大豆からたんぱく質を取り出し、肉のような味や食感に加工した食品のことです。
大豆は「畑のお肉」といわれるほど、たんぱく質が豊富。
たんぱく質は筋肉や肌、髪などの材料になるので、筋トレしている人だけでなく、美容のためにもぜひ摂りたい大事な栄養素です。
私は普段筋トレしていることもあって、プロテインを飲んだり、たんぱく質を積極的に摂るようにしているので、おいしく&しっかりたんぱく質を摂取できるのはありがたい!
それだけでなく、大豆は食物繊維も豊富で、女性にうれしい大豆イソフラボンも含んでおり、低脂肪・低カロリーなのに栄養たっぷりな食材。
そんな大豆を主原料として肉を使っていないのに、まるで肉のような味や食感が味わえるなんて、うれしすぎますよね!
探してみると、大豆ミート関連の商品はたくさん販売されており、肉の代わりとして「料理に使うタイプ」や、大豆ミートを使ったハンバーグなど「調理済みのレトルトタイプ」があります。
今回は気軽に試せることから、大豆ミートを使ったハンバーグなどのレトルト食品を食べてみることに。
ということで、近所の複数のスーパーをハシゴして買ってきました!
私が食べてみた大豆ミートのレトルト食品4品
では早速、私が実際に食べてみた大豆ミートのレトルト商品4品をご紹介します。
※なお、価格は私が買った時点でのものです。販売店や時期によって価格が異なる場合もあるのでご了承ください。
伊藤ハム|まるでお肉!大豆ミートの肉だんご甘酢あん
伊藤ハム|まるでお肉!大豆ミートの肉だんご甘酢あん 321円(税込)
1パック(150g)当たり エネルギー:207kcal たんぱく質:10.4g
まずは伊藤ハムの肉だんごからご紹介します。
本当は伊藤ハムでも大豆ミートのハンバーグがあるようなんですが、近所のスーパーには肉だんごしか売っていなかったので、肉だんごを買ってみました。
では早速食べてみましょう!
肉だんご一つひとつが大きめで、ボリューム感があります。
お皿にのせたときも寂しい感じがしません。
味ですが、食感は大豆ミートと言われてもわからないくらい、肉感がしっかり感じられておいしい!
鶏肉とかさっぱりしておいしい肉を使っているのかな、という感じ。
甘酢ソースもおいしくて、飽きのこない味。
肉だんご自体の食感やソースの味付けもおいしくて、ボリューム感もあり、満足感が高いです!
食事のおかずにもう1品というときや、お弁当にもいいと思います。
あと、1食あたりのたんぱく質量がおよそ10gと豊富なのもいいですね。
ちなみに私(体重52㎏)が1日に必要なたんぱく質量は52~78g※くらいで、今飲んでいるプロテイン1杯で摂れるたんぱく質は21g。
※成人女性(トレーニングをしている人)が1日に必要なたんぱく質量=体重×1~1.5g
なので、仮にプロテインを1日1杯飲んだとしても、食事から最低30g程度はたんぱく質を摂る必要があるんです。
だから、おいしく食べられて1食で10gもたんぱく質が摂れるのは助かるー。
大塚食品|ゼロミート デミグラスタイプ ハンバーグ
大塚食品|ゼロミート デミグラスタイプ ハンバーグ 321円(税込)
1袋(140g)当たり エネルギー:186kcal たんぱく質:12.7g
ちょっとわかりにくかもしれませんが、パッケージの上部に書かれている「肉じゃないのに、そこそこ美味い!」っていうのがいいですね。笑
こちらの商品は袋を開けずに、電子レンジでそのまま温められるのでとても便利。
袋から出してみると、ハンバーグ自体はしっかり厚みがあります。
味については、こちらもお肉を使っていないとはわからないレベルの高さ。
ハンバーグ自体にも厚みがあって、中身がぎゅっと詰まった感じがあります。
肉の粗挽き感というかしっかりした食感があって、食べ応えがあるけど、本物の肉のような脂っこさがないので、さっぱりおいしく食べられます。
ただ、デミグラスソースはややしょっぱい感じもしました(おいしく食べられるレベルですが)。
なお、1食あたりのたんぱく質量は12.7gと豊富で、今回食べた4商品のなかでは最も多かったです。
三育フーズ|トマトソース野菜大豆バーグ(大豆ハンバーグ)
三育フーズ|トマトソース野菜大豆バーグ(大豆ハンバーグ) 257円(税込)
100g当たり エネルギー:138kcal たんぱく質:8.1g
こちらの商品の特徴は、商品名にもあるように「野菜大豆バーグ」だという点です。
原材料として大豆のほかにたまねぎを使用しているのは、他社でもよくあるのですが、キャベツを使用しているのは、今回私が買った商品では唯一でした。
では実際に食べてみましょう!
ハンバーグの厚みは今回食べたなかでは薄くて、食感はやわらかめ。
大豆ミートといわれると、たしかに普通のお肉とは違う食感や舌触り(野菜の食感?)がある気もしますが、気にならないレベルでおいしく食べられます。
トマトソースの味はクセがなく、さっぱりした味。
ただ、ボリューム感はあまりないので、食事のおかずとしては少し物足りない感じも。
ハンバーグの厚みとか味のシンプルさを考えると、お弁当とかに入れるとちょうどいいかなと思います。
セブンプレミアム|大豆ミートと牛肉のハンバーグ トマトチーズソース
セブンプレミアム|大豆ミートと牛肉のハンバーグ トマトチーズソース 321円(税込)
100g当たり エネルギー:195kcal たんぱく質:8.6g
セブンプレミアムでも大豆ミートのハンバーグが販売されていますが、こちらは大豆だけでなく、牛肉も使用しています。
なので、純粋な大豆ミート商品といえるのかわかりませんが、気になったので食べてみました!
先に紹介した大塚食品のハンバーグと同様、こちらも袋を開けずにそのまま電子レンジで温めることができます。
袋からお皿に出してみると…。
今回食べ比べたなかで、ハンバーグ自体がしっかり肉厚で一番見た目にボリューム感があって、レトルトっぽくない高級感もある気がしました。
味はジューシーでおいしい!(牛肉が入っているので当然なのかもしれませんが。)
大豆が入っている分、肉の脂のクドさとかがなく、適度にさっぱりしつつも肉のうまみや食感がしっかり感じられます。
トマトソースもトマトのうまみが感じられておいしいし、肉もソースも全体的に完成度が高いと思います!
ヘルシーさも大事だけど、淡白すぎるのは物足りないという方におすすめです。
まとめ
大豆ミート食品を食べ比べてみましたが、どれもおいしかったです。
食べる前は食感とかもっとモソモソっとしたり、大豆の味がしたり、「おいしいけど、大豆だなー」って感じるのかと思っていました。
でも実際に食べてみると、たとえるなら鶏肉みたいにさっぱりしておいしく、食感も大豆とは思えない「肉感」がありました。
しかも、たんぱく質もしっかり摂れるのもいいですね。
私は普段からプロテインを飲んでますが、それでも1日に必要なたんぱく質量を摂るのって結構大変なので、こういう商品があると手軽にたんぱく質が摂れるし、食事の幅が広がってうれしい!
で、今回私が食べたなかで一番おいしかったのは、最初に紹介した「伊藤ハムの肉だんご」です。
肉不使用とは思えない食感とボリューム感があって、甘酢ソースも飽きがこない味だったのが高評価のポイントでした!
大豆ミートは結構たくさん商品が出ているので、これからもいろいろ試してみながら、食生活に取り入れていきたいと思います。