今回は、以前投稿した「美容皮膚科でシミのレーザー治療を受けてみた②~カウンセリング編」の続編です。
シミ・そばかすに悩む私が、ついに美容皮膚科でレーザー治療を受けた体験談をレポートします!
前回のあらすじ~美容皮膚科でカウンセリングを受けた話
前回の記事のあらすじ(シミ・そばかす治療のため、美容皮膚科でカウンセリングを受けた体験談)を簡単にまとめました!
前回のあらすじ
シミ・そばかす、目の下のクマに悩む私は美容皮膚科で治療するため、S美容クリニックでカウンセリングを受けることに。
対応してくれた医師の先生は明るくハキハキしていて、説明も丁寧で好印象(しかも肌がめちゃくちゃキレイ!)。
費用や施術内容、アフターケアの説明を聞き、納得した私はS美容クリニックでシミ・そばかすのレーザー治療を受けることを決断(なお、目の下のクマを完全に無くすには私の場合、手術が必要と知り、断念…。)。
しかも、タイミングの良いことに当日の施術が可能だったため、カウンセリングと契約を終えてすぐ、そのまま施術してもらうことになったのでした…。
今回はその続きで、私が美容皮膚科でレーザー治療を受けた体験談をお話しします!
シミなどに悩む私が美容皮膚科でカウンセリングを受けた体験談について、詳しくはこちらをご覧ください。
施術当日の流れ
施術当日はざっくり言うと次のような流れで進みます。
- 洗顔・写真撮影
- 施術(レーザー照射)
- 患部にテープを貼って、軟膏を塗る
- 内服薬や塗り薬、日常のケアについて説明
では早速、順を追って私の体験談をレポートしていきます。
施術前の準備~洗顔・写真撮影~
施術を受ける前に、まずは洗顔をします。
洗面台に案内されるので、言われるがまましっかり洗います。
洗面台には泡で出るタイプの洗顔料が用意してあり、それを使ったんですが、私の肌に合わないのか肌がピリピリしました…大丈夫なのか…。笑
洗顔が終わると、次は施術部屋に移動し、顔の写真を撮影します(ビフォーアフターの確認のため)。
看護師さんが撮影してくれるのですが、正面・真横・斜め・アップのほか、「顔をギュー!って閉じた(中央に寄せた)顔で」など、さまざまな角度から写真を撮られました。
ここまでにかかった時間はだいたい10分くらいだと思います。
いよいよレーザー治療開始!
洗顔と写真撮影が終わったら、担当の先生が来ていよいよレーザー治療開始。
はじめに、目にレーザーの光が入らないように、目の上に「ガード」を置かれます。
ガードはアイボン(目の洗浄液)の蓋のような形をしていて、ズレないようにするためか金属でできており、若干重みがあります。
「じゃあやっていきますねー。しっかり目を閉じていてください。」
という言葉とともに、先生が頬にあるシミにレーザーを照射していきます。
「パチッパチッ」という音と一緒に、頬に若干の痛みが走ります。
どれくらいの痛みかというと、たとえるなら輪ゴムではじかれる程度の痛みです。
なので、「痛すぎて耐えられない!」ということはありません。
ただ、全然痛くないところもあれば、痛みを感じるところもあるので、もしかするとシミの深さによって違うのかも、と思いました。
20個のシミ全てにレーザーを当てたら治療は終了。
時間にして、だいたい10分くらいだったと思います。
患部に保冷剤を置いて冷やすんですが、患部はちょっと熱くて痛いなという感覚がありました(怖くて触っていません。触ったらダメでしょうけど)。
施術後のアフターケア
施術後は再び、最初に写真撮影をしてくださった看護師さんが来て、アフターケアをしてくれます。
シミを取った箇所に医療用テープ(サージカルテープ※)を貼っていきます。
※サージカルテープ…茶色いテープで、絆創膏のようなものです
テープの貼り方なんですが、一般的にはシミを取った部分、一ヶ所ごとに小さく切ったテープを貼るそう。
ただ、私の場合は患部が広範囲だったため、テープを小さく切らずに長めに取って、頬全体に左右3本ずつ貼ることになりました。
両頬に3本ずつテープを貼ってるわけですから、結構なインパクトです。
看護師さんに「この後、どこか行く予定でしたか…? テープすごいですけど。」と心配そうに聞かれました。笑
それに対して、「大丈夫です。人目は気にしないので!」と言う私。
看護師さんと二人で笑いながら施術後のケアをしてもらい、ちょっと楽しい時間でした。
テープを貼った後は、そのテープの上から炎症止めの軟膏を塗れば、アフターケアはひとまず終了。
レーザー治療のビフォーアフター写真を大公開!
ちょっとここでビフォーアフターの写真を載せます。
加工無しで頬のアップなので見る方は注意です…!
まずこちらが施術前の写真です。
次に施術後の写真です。
テープが思ったより広範囲!!笑
でも、マスクで隠れるので生活に支障はありませんでした。
内服薬や塗り薬の説明、施術後の注意点も
内服薬や塗り薬の説明
施術後、患部にテープを貼って炎症止めの軟膏を塗ったら、次に内服薬や塗り薬などを渡され、説明を受けます。
もらった薬がこちら。
多い!!(特に内服薬)
3ヶ月分なので大量です。
もらったものを以下にまとめてみました。
内服薬 | トラネキサム酸 | 1日2回(朝・夕食後)※1回3錠 |
ハイチオール | 1日2回(朝・夕食後)※1回1錠 | |
シナール | 1日2回(朝・夕食後)※1回2錠 | |
グルタチオン | 1日1回(朝のみ)※1回1錠 | |
塗り薬 | デルモゾールG (炎症止めの軟膏) (水色の小さいチューブ) | 1日2回 (朝晩の洗顔・スキンケア後に塗る) ※かさぶたが取れるまで |
ハイドロキノン (グレーのチューブ) | 1日2回 (朝晩の洗顔・スキンケア後に塗る) ※かさぶたが取れてから | |
医療用テープ(サージカルテープ) | - | テープがはがれたときに使う |
内服薬だけで「トラネキサム酸」「ハイチオール」「シナール」「グルタチオン」と4種類もあり、もちろん毎日飲みます。
トラネキサム酸やハイチオールはメラニンの生成を抑え、シナールやグルタチオンは抗酸化作用があり、肌の酸化(老化)を防ぐなどして、シミをできにくくしてくれるそう。
写真に載っている水色の小さいチューブは「デルモゾールG」という炎症止めの軟膏で、こちらも毎日塗ります(1日2回※朝晩の洗顔・スキンケア後)。
茶色くて丸いのは医療用テープです。
施術後、患部に貼ったテープは、かさぶたが取れるまで1週間くらいは貼ったままで過ごします。
つまり、お風呂や洗顔、化粧水などのスキンケアも、テープを貼ったまま行わなければならないんです(ちょっとびっくりですよね…)。
もし途中でテープがはがれてしまった場合は、自分で新たにテープを貼ります。
かさぶたが取れたらテープもはがしてOKですが、かさぶたが取れるまではテープを貼り続けなければいけません。
かさぶたが取れたら、次は「ハイドロキノン」という薬を1日2回(朝晩の洗顔・スキンケア後)に塗ります。
このハイドロキノンにはシミを薄くしたり、シミをできにくくするなどの効果があるそうです。
施術後の注意点
薬を飲んだり、塗ったりするほかに、施術後は注意しなければならない点があります。
それは「UVケア」と「患部をこすらないこと」。
先生からも看護師さんからも「日焼け止めを絶対に塗ってくださいね! 肌を擦るのもダメですよ!」と念を押されました。
特にハイドロキノンを塗ると紫外線の影響を受けやすくなり、シミを誘発するおそれがあるそう。
先生と看護師さんダブルで言われたので、何が何でも守ります…!
アフターケアについて説明していただいたら、これまでの説明が書かれた紙を何枚か渡されて終了。
このまま帰宅します。
アフターケアと説明の時間はだいたい20分くらいでした。
結果として私の場合、カウンセリング当日に施術も行ったので、
- カウンセリング…20分
- 洗顔・写真撮影…10分
- レーザー治療…10分
- 施術後のケア・説明…20分
かかった時間はトータルで1時間ちょっとでした。
帰宅後~翌日の朝
帰宅後
シャワー・入浴、洗顔、スキンケアは施術直後からOK(ただし、テープは貼ったまま)とのことなので、お家に帰ってシャワーを浴びた後は早速ケアしました。
スキンケアはテープの上から行い、化粧水や乳液が乾いたら軟膏を塗って終了です。
翌日の朝
翌日頬を見ると患部が赤い…!
もちろん先生から事前に説明はあったので、あまり心配することなく、むしろ私は「わぁ、赤くなってるー! ここがレーザー当てたところなんだぁー!(ワクワク)」って気持ちでした。
レーザーを当てたところが、この後どうなっていくのか楽しみです。
今後の治療スケジュール
ひとまず施術は終わりましたが、今後の治療スケジュールはどうなっているのかというと、
施術
↓
1週間後、かさぶたがなくなっていればテープをはがす
(かさぶたが残っていれば、かさぶたが取れるまでテープを貼り続ける)
↓
1ヶ月後 経過観察(再度、美容皮膚科に行く)
↓
問題なければ、治療終了
※治療期間はあくまでも現時点での目安。経過観察の結果、必要であれば他の治療(レーザートーニングなど)を追加し、治療期間が延びる可能性もあり。
という流れになっています。
まとめ
初めてシミ取りのレーザー治療を受けましたが、施術もサクサクと終わり、看護師さんの説明もわかりやすくて、特に不満も不安もなく終わりました!
レーザー治療は少しだけ痛かったのですが、シミを取るためなので我慢できます(痛すぎて泣くくらいではないので安心してください)。
飲み薬も量は多いですが、むしろお肌に良い薬を飲むきっかけになったのはうれしいかも(先生自身も飲んでいるらしいし、信頼できますよね)。
ただし、持病などがあって、病院で別の薬を処方されている場合は注意してくださいね。
事前のカウンセリングで、持病や飲んでいる薬があるか確認はされますが、もし不安であれば、薬を処方してもらっている病院にも相談された方がいいかもしれません。
私はそろそろ来る花粉症シーズンに備えて、病院で薬をもらってきましたが、念のため、美容皮膚科でもらう薬と並行して飲んでも問題ないか、病院で確認しました!
まだ施術したばかりで先は長いですが、シミが目立たなくなってキレイなお肌になれるのを期待して、しっかりケアしていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!